いやー本当にいい季節だわ。
最近松本城経由図書館行きの徒歩を敢行しているんだけど、
今まで気づかなかった良さがある気がするね、これは。
ここをのんびり通ると、
高校の頃ここでお弁当食べてたなーとか、
部活帰りに友達とここのベンチに座って話してたなーとか、
なんだか甘酸っぱい思いに浸ってしまうわ、私。
だから、観光に来た人の写真撮影は結構積極的に引き受けたりして。
むしろ自ら声をかけるくらいのアクティブ且つ大胆な行動に出たりして。
今日も親子三世代が撮影してくれる人探しをしていた(ように見えた)ので、
「あ、撮りましょうか?」とお父さんに一声かけてみた。
ちなみに、祖父、祖母、お父さん、お母さん、娘、息子(生まれたばかり)だった。
「あぁ、いいですかー?すみません。」と、私にカメラを差し出す家族。
ま、まぁいいか。
しかも一眼レフ2台とコンパクトカメラ2台と「写るんです」って、
え、もしかしてすごい写真好きなの?この人たち。
っていうか、多少の遠慮・・・まぁいいか。
念願の旅行なんだろう。
落とさないように注意しつつ、もたもたとカメラを受け取っていると、
お父さん何を思ったのか三脚を渡してきた。
しかも折りたたんだ状態で。袋入りで。
5台のカメラと使われない三脚を持って、仕事でもないのに営業スマイルで
パチパチ写真をとっていると、なんか多少の切なさを感じてくる。
なんで私、この人たちにこんなに気を使っているんだろう。
で、まぁ無難に撮り終わってカメラを返して三脚を返して、
よし、図書館に行くかーってところでお爺ちゃんが。
ぜんっぜん何言ってるかわかんなかった。
この爺さん適当すぎるだろ。
いくらなんでも私とアナタはツーカーの中じゃないんだから
アレだのソレだのじゃ通じませんよ。
しかも若いのにアレって何だったんだ。
頭がアレってこと?え?なになに何の話?
心の中はひどく混乱していたんだけど、
営業スマイルは続けてしまう悲しい女、約一名。
家族!助け舟出せよ!
身内の話してたのっていうか、おばあちゃん分かったの?さすがー。
” そろそろ失礼します ” がダダかぶってしまった挙句、
二人で会話始めちゃったもんだからなかなか立ち去れない。
しかも、この話がもしかして自分に関係している話だとしたら
失礼なことになりやしないかとドキドキして話を割れなかった。
助け舟を出してくれるはずの若夫婦と子供たちは遥か彼方。
困惑営業スマイルでたっぷり10分ほど話を聞かせていただいた。
そして、老夫婦は私のことに気付いていないようなアッサリ加減で、
楽しそうに会話をしながら若夫婦の方に歩いていったのだった。
出ました!完全無視です!
むしろ最後のほうとか、
「え、写真撮り終わったのになんでこの女の人まだここにいるの?こわー」
って雰囲気も出てた。微量ながら確実に出てた。漏れてた。
松本城に、また一つ甘酸っぱい思い出が増えた。
最近松本城経由図書館行きの徒歩を敢行しているんだけど、
今まで気づかなかった良さがある気がするね、これは。
どーん |
ここをのんびり通ると、
高校の頃ここでお弁当食べてたなーとか、
部活帰りに友達とここのベンチに座って話してたなーとか、
なんだか甘酸っぱい思いに浸ってしまうわ、私。
だから、観光に来た人の写真撮影は結構積極的に引き受けたりして。
むしろ自ら声をかけるくらいのアクティブ且つ大胆な行動に出たりして。
今日も親子三世代が撮影してくれる人探しをしていた(ように見えた)ので、
「あ、撮りましょうか?」とお父さんに一声かけてみた。
ちなみに、祖父、祖母、お父さん、お母さん、娘、息子(生まれたばかり)だった。
「あぁ、いいですかー?すみません。」と、私にカメラを差し出す家族。
え、5台・・・?
ま、まぁいいか。
しかも一眼レフ2台とコンパクトカメラ2台と「写るんです」って、
え、もしかしてすごい写真好きなの?この人たち。
っていうか、多少の遠慮・・・まぁいいか。
念願の旅行なんだろう。
落とさないように注意しつつ、もたもたとカメラを受け取っていると、
お父さん何を思ったのか三脚を渡してきた。
しかも折りたたんだ状態で。袋入りで。
深雪「三脚・・・」
お父さん「あ、使わなくていいですよー」
じゃあ渡さなくていいですよー
5台のカメラと使われない三脚を持って、仕事でもないのに営業スマイルで
パチパチ写真をとっていると、なんか多少の切なさを感じてくる。
なんで私、この人たちにこんなに気を使っているんだろう。
で、まぁ無難に撮り終わってカメラを返して三脚を返して、
よし、図書館に行くかーってところでお爺ちゃんが。
お爺ちゃん「本当にありがとうございました。若いのにまぁアレでねぇ、ホント。
あたしらの戦時中はあれだよー、ホラ。ね?だからもーホンッとーにね。
昔なんか…ね、デジタルとか。すごい…うん…」
ぜんっぜん何言ってるかわかんなかった。
この爺さん適当すぎるだろ。
いくらなんでも私とアナタはツーカーの中じゃないんだから
アレだのソレだのじゃ通じませんよ。
しかも若いのにアレって何だったんだ。
頭がアレってこと?え?なになに何の話?
心の中はひどく混乱していたんだけど、
営業スマイルは続けてしまう悲しい女、約一名。
家族!助け舟出せよ!
お婆さん「お爺ちゃん、そんな身内の話・・ウッフッフ」
身内の話してたのっていうか、おばあちゃん分かったの?さすがー。
深雪「じ・・・じゃあ私そろそろ・・・」
お婆さん「でも本当にそうね、昔は・・・」
お爺さん「いやいやお前ソレはアレだしホラ、な。でも・・・」
” そろそろ失礼します ” がダダかぶってしまった挙句、
二人で会話始めちゃったもんだからなかなか立ち去れない。
しかも、この話がもしかして自分に関係している話だとしたら
失礼なことになりやしないかとドキドキして話を割れなかった。
助け舟を出してくれるはずの若夫婦と子供たちは遥か彼方。
困惑営業スマイルでたっぷり10分ほど話を聞かせていただいた。
そして、老夫婦は私のことに気付いていないようなアッサリ加減で、
楽しそうに会話をしながら若夫婦の方に歩いていったのだった。
出ました!完全無視です!
むしろ最後のほうとか、
「え、写真撮り終わったのになんでこの女の人まだここにいるの?こわー」
って雰囲気も出てた。微量ながら確実に出てた。漏れてた。
松本城に、また一つ甘酸っぱい思い出が増えた。