今日本屋に行った。
レジの隣にサービスカウンターがあって、
そこで包装してもらったり本の検索をしてもらったり
図書カードを買ったりできるのだ。
ちょっと検索してもらっちゃおうかなーと思って
カウンターに行くと、タッチの差で別の女性に
先を越されてしまった。
まぁ急いでいなかったし、のんびり待っていたわけなんだけど、
この女性と店員さんの会話が面白かったんだよ。
ちなみに女性、店員さん共に40歳くらいです。
店員さん「ハイ、どういった本をお求めですか?」
店員さん「えーと、育児関係の本でよろしいですか?」
店員さん「エッセイや小説でしょうか?」
店員さん「赤ちゃんの名前の本とか・・・」
店員さん「子育て奮闘記みたいなものでしょうか・・・?」
店員さん「ハイ、少々お待ちくださーい」
え?!今の説明で検索できんの?!
ちょっと後ろでわくわくして展開を見守る。
店員さん「申し訳ございませんお客様、
【奮闘、働き、輝き】で検索したんですがヒットしないみたいです・・・」
まてー!そりゃーヒットしねーだろーーー!
それ本の検索機でしょ?!Googleじゃないでしょ?!
Googleでもそれじゃ多分お目当てのものはヒットしないと思いますしね!
で、 【子 育 て】 っ て 入 れ な い と だ め で し ょ う よ !
何系の奮闘モノを探してるのかそれじゃ分からんでしょうが!
もしかしたらダイエットに奮闘してるのかもしれないし、
仕事に奮闘してるのかもしれないし、合コンかもしれないし
ネイルケアとかアロマとかチュニックとかサロペットとか夏色メイクとか
色々あるでしょうよ!
で、女性も突っ込めって!そこは「?」って顔して言いましょうよ!ね!
あー言いたい言いたい!お節介したい!
「子育てのくだりはどうしましたか」ってごく真面目な顔で言いたーい!
でも地団太踏み踏み、監視を続行した。
店員さん「ハイ、【赤ん坊、勤務、元気】ですね、少々お待ちください。」
この人たちマジでやってんのかな?
ってすごい不安になった。
この本屋は結構頻繁に来ているので、
カウンターの女性が新人だということはなんとなく予想がついていたし、
よく見たら胸元に【研修中】って書いてあった。
でも、でもね。
おかしいでしょう?
【赤ん坊、勤務、元気】って『赤ん坊が元気に勤務してます』って本になると思うし、
多分新宿紀伊国屋でも見つからないと思うし、国立図書館だって無理だと思うよ。
で、【赤ん坊】って!子育て奮闘記のタイトルとして【赤子】と並ぶくらいかわいくないでしょう。
そこは【赤ちゃん】でいいと思うし、っていうか【子育て】が一番いいと思うけどね!
店員さん「ちょっとないですねー・・・」
店員さん「ええ・・・お客様、子育てのエッセイのコーナーには
ご案内することができますがいかがいたしますか?」
店員さん「あ、なるほど~、言ってみれば
【働くお母さんのライフスタイル】って事でしょうかね?」
店員さん「お料理・・・今夜のおかずとかですよねー?」
店員さん「あっ、少々お待ちください!」
どんな本が来るのかなーと思いつつ、
そんなことがあったので、ちょっと囲碁の本を買ってみた。
囲碁やりたくなったんだよね、急に。
レジの隣にサービスカウンターがあって、
そこで包装してもらったり本の検索をしてもらったり
図書カードを買ったりできるのだ。
ちょっと検索してもらっちゃおうかなーと思って
カウンターに行くと、タッチの差で別の女性に
先を越されてしまった。
まぁ急いでいなかったし、のんびり待っていたわけなんだけど、
この女性と店員さんの会話が面白かったんだよ。
ちなみに女性、店員さん共に40歳くらいです。
謎の女性「すみません、本の検索をお願いします」
謎の女性「お母さんと赤ちゃんの本なんですけど…」
店員さん「えーと、育児関係の本でよろしいですか?」
謎の女性「いやっ、育児ー…育児…は育児なんですけど…、うーん・・・」
謎の女性「うーん、そうかもしれないけどちょっと違うかも・・・」
謎の女性「あ、そういうんじゃなくて、もっとこう、お母さんに重点を置いた感じの・・・」
謎の女性「あ、そうですそうです!で、働く女性な感じで、でも輝いてる感じで!」
え?!今の説明で検索できんの?!
ちょっと後ろでわくわくして展開を見守る。
【奮闘、働き、輝き】で検索したんですがヒットしないみたいです・・・」
謎の女性「あぁーそうですかー・・・」
それ本の検索機でしょ?!Googleじゃないでしょ?!
Googleでもそれじゃ多分お目当てのものはヒットしないと思いますしね!
で、 【子 育 て】 っ て 入 れ な い と だ め で し ょ う よ !
何系の奮闘モノを探してるのかそれじゃ分からんでしょうが!
もしかしたらダイエットに奮闘してるのかもしれないし、
仕事に奮闘してるのかもしれないし、合コンかもしれないし
ネイルケアとかアロマとかチュニックとかサロペットとか夏色メイクとか
色々あるでしょうよ!
で、女性も突っ込めって!そこは「?」って顔して言いましょうよ!ね!
あー言いたい言いたい!お節介したい!
「子育てのくだりはどうしましたか」ってごく真面目な顔で言いたーい!
でも地団太踏み踏み、監視を続行した。
謎の女性「あ、じゃあ、【赤ん坊、勤務、元気】とかってどうですか?」
この人たちマジでやってんのかな?
ってすごい不安になった。
この本屋は結構頻繁に来ているので、
カウンターの女性が新人だということはなんとなく予想がついていたし、
よく見たら胸元に【研修中】って書いてあった。
でも、でもね。
おかしいでしょう?
【赤ん坊、勤務、元気】って『赤ん坊が元気に勤務してます』って本になると思うし、
多分新宿紀伊国屋でも見つからないと思うし、国立図書館だって無理だと思うよ。
で、【赤ん坊】って!子育て奮闘記のタイトルとして【赤子】と並ぶくらいかわいくないでしょう。
そこは【赤ちゃん】でいいと思うし、っていうか【子育て】が一番いいと思うけどね!
店員さん「ちょっとないですねー・・・」
謎の女性「そうですか・・・」
ご案内することができますがいかがいたしますか?」
謎の女性「うーん、なんか子育てっていうよりはね、
そのお母さん側の視点から描かれた感じのを探しているんですよね・・・・」
【働くお母さんのライフスタイル】って事でしょうかね?」
謎の女性「あ、そうそう~!お料理の話とかもあって~みたいな!」
謎の女性「そうそうー!でもお料理の本じゃないのよ、色々書いてあるんだけどー…」
ここで 店員さんはどこかへすっ飛んでいった。
どんな本が来るのかなーと思いつつ、
すげぇ会話してんなこの人たちって思いつつ、
わくわくしつつ待つこと20秒。
店員さんの手には一冊の【婦人画報】が握られていた。
婦人画報じゃないでしょう・・・と思ってドキドキしながら成り行きを見守ると、
案の定「違います。雑誌じゃなくて・・・」と言われていた。
結構けんもホロロ的な感じに言われていた。
数秒前のあの分かり合えていたっぽい感じの雰囲気は微塵も感じられなかった。
そんなことがあったので、ちょっと囲碁の本を買ってみた。
囲碁やりたくなったんだよね、急に。
結局なんの本だったったんだー
返信削除とざわさん>
返信削除見かねたベテラン店員が検索したら
ヒアリングからお客様の手元までの
所要時間約3分で、数冊の
育児ブロガーの本が届けられていました。
妙に納得したし、女性も納得してたけど、
それ以上にベテラン店員さんの
スキルの高さに脱帽でした。