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2010/10/15

神はいるらしいよ

昼前後はやっぱり暑い。
少々汗をかいて帰宅し、ご飯作って食べて
お皿洗って一休み。

さて、風呂・・・じゃなくてシャワー・・・じゃなくて水道でも
浴びるか!とバスルームへ。

シャンプーして、さーて洗い流そうか、というとき、
悲劇は起こった。

あれだけ私が誇りに思っていた水圧が落ちている。
落ちている、というレベルはとっくに突破して、
ちょろちょろちょろちょぼぼー・・・ってなっている。

これはまさか・・・ 
屋上タンクに水がないというやつでは?!

ここバラナシでは地下水を毎日屋上タンクに汲み上げて、
それを各水道に配分、というシステムを採用してくれちゃったお陰で、
屋上タンクの水がないと必然的に水道の水が出なくなってしまうのだ。

我が家のタンクのスイッチは大家さんが管理しているし、
いきなり全裸の外国人がシャンプー撒き散らして
「水タンク、お願いしまーす♪」なんて言えないから困った。

こうなったら、部屋にストックしてあったペットボトルの水で
頭を洗い流すしかない。
ミネラルウォーターで頭を洗うなんて、白鳥麗子じゃないんだから・・・。
でもこのまま硬直していても仕方がない。
たしか棚の中にしまったような・・・

バシャ!

停電?!

真っ暗闇の中、シャンプーまみれで硬直する外国人約一名。

やばいやばい。これで電気が復旧するまで待ってたら本当に悲しい。
で、電気来なくて水も出なくてこのまま出るに出れなくて
「しばらく連絡が途絶えてて・・・」とかいう通報の後に警察に発見されたら
「シャンプー、あの、スイッチ、あの、あの・・・」とか言っちゃって、
「むむむ!コイツ、怪しいぞ!逮捕!」ってなるに違いない。

ミネラルウォーターまでの道のりは果てしなく遠い。
水道を思いっきり限界までひねると、

ちょろ。

足りない。

ちょろ、じゃないよ!まったく!いままでのあの水圧はどうした!
あの素晴らしい愛をもう一度!
お前なんて一生水道だ!水道!むしろ井戸!
シャワーになれると思うなよ!チクショー!

すると、大家さんの方から声が聞こえてきた。

「あれー。水終わったのかなぁ。」

そう!そうです!そうですよーマダム!
終わったんです!終わっちゃったんです!
O・WA・RI!終わり、ですヨー!!!

「スイッチ入れなさい。」

いいこと言うねー、ミスター!
ヨッ!スイッチ!
ミスタースイッチ!

「ご飯食べてからにするわ。電気もないし。」




こらー!

そして彼らがご飯を食べ終わり、
神がかり的なタイミングで電気が来て
タンクのスイッチが押されるまでの推定30分間、
シャンプーが耳元でパチパチはじける音を聞きながら待ちぼうけ。

どっかでカメラ回ってんのかってくらい悲しかった。

真っ暗闇+素っ裸+シャンプー=ひときわ悲しい秋の夜

これ、テストに出ますからねー。

4 件のコメント:

  1. はちおうじ2010/10/15 1:07:00

    神なんていないっす

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  2. やべ!予習しとかなきゃ!!

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  3. はちおうじ>

    本当だ。神に見放された秋の夜の出来事だった。
    神はいない。でもクリスマスは楽しんじゃうもんね♪

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  4. あかねさん>

    予習お願いします!
    こうやってコメント書いてる間に電気切れるし、
    なんかもう悲しい。

    私、何かしたっけ?

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