この晴れた空に唯一つの不安があるとするならば、
全ての荷物を自分ひとりでまだ背負ったことがないことだ。
そして不安は的中。新宿に到着し、銀行までの約100メートルで、
あまりの鞄の重さに地球が割れるかと思った。
せっかくお風呂に入ったのにすごい汗で、
人というより鞄を持った汗が歩いている状態。
周りの人も唖然としてたし、警察も声をかけようか戸惑っていた。
ぜひ一声かけてくれと願ったが、スルーされてしまった。
恐るべし、新宿。
荷物、インドにちょっと送ってやるよ。
という父の申し出を、
「体力で解決できることは
体力で解決するよ!
お金かけなくて大丈夫だから!」
とかっこよく言っていた昨日の夜の自分を
激しく恨む結果になった。
マジで…誰か助けて。
とてもじゃないけど電車では行けなかったので
シャトルバスで行くことに。
空港内もショッピングカート的なアレでスイスイだったし、
あー、こりゃ余裕だわ。なんて思っていた。
実際、この荷物のせいで何度か泣く破目になるんだけどさ。
で、予定より15分遅れの16時10分に出国。
おお、結構余裕で乗っちゃってるじゃない、私!
なんて思って、ちょっと調子乗っちゃって、
ビール4本空けちゃって♪♪♪エヘへ♪♪♪
機内食が出てくる頃には結構いい感じに酔っていたけど、
普通に食べたった!
酔っ払っていてもこれだけは言わせてください。
これ、ほぼ主食じゃん。
でね、でねでね、
中国の広州という空港に一泊する予定だという話をしたら、
出国前にある人に言われた言葉が頭から離れなくて、
奔走することになりました。
「え?広州の空港って24時間開いてるの?」
え?
逆に言わせてくれ。
開 い て な い の ?
インフォメーションカウンターを探してキョロキョロ。
しかし、いかんせん私は日本人。
漢字にばかり目が行っちゃって、
英語に目が行かないから見つからない。
結局1時間半ほど迷って、ようやく発見。
そろそろ、○時間単位で迷う癖を何とかしたいもんだ。
今度は英語が通じず、「ハァ?!」ってすげー顔で言われるし、
もう!もう!泣きたい!!!
「Sleep! Airport! Possible?! OK?!」
と訴える私を哀れっぽく見つめていただきました。
ようやく見つけた場所はここ。
・・・うん。寝れる寝れる。余裕。
(こりゃー寝られないだろうな。。)と思っていたら、
8時間以上寝てしまった。
この適応能力、侮れない!人間ってすごい。
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