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2010/09/04

モテているのは誰?

「あなた、モテますか?」と訊かれると、
首を180度傾げたくなるような私です、こんばんは。

しかしこちらインドでは、モテモテ(死語)で困っちゃうーという有様。
言い寄ってくる男の数たるや、
まるで雨上がりの堤防でアジを釣っているかのよう。
人生には3回のモテ期があると言われているけれど、
インドで使い果たしちゃってる感が否めない。

なぜか。

それは、インドで私がすごくキレイになったから、というわけでは
残念ながらなさそうだ。
ジャパンでこれほどモテていたならば、「モノホンじゃー!」
ヨダレの一つや二つ流して湖の一つや二つ創りたくなるけれど、ここはインド。
理由はただ一つ。

私が日本人だから。

日本で働きたい、日系企業で働きたいという人は数知れず。
日本人の知り合いを作って、うまいこと結婚しちゃえば
左うちわな生活が保障されているとなれば、
カースト制度が根強く残っているここインドの男性陣も
張り切るというわけだ。

もちろん、そんな人ばかりではない。
純粋に日本人女性を好きになる人もいるだろうし、
純粋に日本企業で働きたい人も多い。
あくまでこういう人たちも多いよ、という話として
お読みください。
ただし、その見極めは非常に難しいのだけれど。

「僕は日本が大好きなんだ。本当に。」

「そうなんだ。じゃあ知ってる日本語話してみてよ」

「『どこに行きますか?』とかね。」

「他には?」

「・・・今、勉強中なんだよ。そうだ、君、教えてよ。」

云々。

「どこに行きますか?」
なんて客引きのオッサンでも知ってるわ!
そこら辺のコミッションボーイの方がうまく喋れるわい!

この、「ヒンディー語教えるから日本語教えてよ」は常套文句。
十中八九言われること間違いなし。

他にも、

「日本は本当にいい国だよね。日本に行ってみたいなぁ。」

「そうなんだ。日本のどこが好きなの?」

「君のように美しい女の人が多いでしょう?
それにとても親切だし、とても静かだしね。」

「そうじゃなくて、日本のどこが好きなの?」

「・・・ソニーとか。」

「他には?」

「と、とにかく、君みたいな美しい・・・(エンドレス)」


ソニー・ブランド恐るべし。
この、「日本大好きだけど日本のこと全然知らなーい」という輩も多い。

すごく極端な人だと、

「日本では一ヶ月の給料いくらなの?」

「人によって違うよ」

「君はいくら貰っていたの?」

「教えない。教えたくない。」

「・・・っていうことは、すごく沢山なんだね!結婚しよう!」

給料沢山=結婚しよう
なんという単細胞。これで結婚できたら世話ねーよ!
そういう輩にはこう言っておく。

「でも日本はすごく忙しい国だから、
一日20時間以上働く日もあるよ。休みの日も仕事するし、
こんな風に昼間にチャイ呑んでのんびりしたりはできないんだから。」

「・・・。」


こうして彼らは静かに去っていく。

「私ってモテるの。オホホ。」と言いたいところだけれど、
オホホもウフフもない。
「オレの父ちゃんヤクザなんだぜ!」というのと同じで、
私のバックグラウンド目当ての男性は山の如し。
私の後ろに黄金の国・ジパングがついている限り、
インドで男性を信じるというのは難しいことであるなぁ、とつくづく感じた。

もちろん、全てではないのだけれど。

2 件のコメント:

  1. バンバンジーパパ2010/09/06 18:44:00

    環境が違うせいでしょうか!?
    今回はブログの更新が早くてびっくり
    ともあれ元気でなによりです。
    これからも勉学&モテモテ?に頑張ってくださいませ(^_-)

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  2. バンバンジーパパ>

    学校が火~金曜日の午前中だけなので
    学校終わりとかに更新ができるようになりました!
    だから週末とは言わずに更新できますよー◎
    毎日が日曜日!
    でも、ちゃんと勉強もしてますよー。
    モテモテ・・・本当の意味でモテるのは
    難しそうですが、勉学頑張ります!
    次帰ったら気持ち悪いくらい喋れるようになってると
    いいなぁ・・・。

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