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2010/09/29

明日のことなど誰も分かりはしないんだ

近頃、バーブリー・マスジド跡地に建設が予定されている
ラーム生誕地寺院の建設予定地所有権問題が世間を賑わしている。

気になる人はググっていただいて、
要は所有権争いで裁判していて、
判決によってはムスリム(イスラム教徒)VSヒンドゥー教徒
暴動が起こるのではないか、ということです。

今月23日が判決!ということで、
「学校あんの?!」「知らん!」と、
まぁワタワタしていたわけです。

結局判決は延期。今月27日になりました、とのこと。

そして27日。
「学校あんの?!」「誰もしらねぇ!」

またまた判決は延期。今月30日になりました、とのこと。

明日です。

午後3時半の予定なので、本当に判決が出るならば
万が一のために日本語クラスを休みにしなければならない・・・
ような気がする。
実際暴動があるかどうかも分からず、
「判決出るらしいよ」「暴動あるらしいよ」
「らしいよ」情報の蔓延がすごい。
「多分暴動ないと思う。ピュルリィ~」という人もいれば、
「明日は午後から外出禁止!」という人もいる。
バラナシはヒンドゥー教の聖地だから、
もしかしたら・・・なんて不安は私も感じている。

保険入ってない私は、
ムスリムエリアからは遠い場所に住んでいるとはいえ、
危険はとりあえず避けておきたい。
むむ、どうすんべぇか。

しかし、無宗教&多神教国家生まれとしては、
どうもこの「宗教的対立」という場面に疎い。
日本人がみんな、というわけではないけれど、
とりあえず私は疎い。

ならば、渦中のインド人に明日学校はあるのかを訊くのが一番だ、
という意見もあるだろう。
私もそう思う。だから訊いてみたよ。

「サー、明日は学校ありますか?」

「僕も分からないんだ。オフィスに訊いてくれたまえ、ベイビー」

そしてオフィスに行く。

「ジー、明日は学校ありますか?」

「ん?シラネ。」

どひゃー。

誰もしらねぇー!

午前中は大丈夫、とのことなので、
授業が終わったら再度オフィスに向かってみる、ということで
ケリがつきました。

そうだ、明日のことなど誰も分からない。
今出来ることをするしかないのだ。

テレビない、新聞読めない。
情報過多の時代に情報不足。
参った。

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