家にネットがあるってイイね!
さてさて、こうして授業を終えた私は、
勉強のためチアキ先生の日本語クラスに見学に行った。
チアキ先生は、BHUの学生専用の日本語クラスを持っているので、
クラスは総勢50名以上。
私のクラスの3人とは規模も教室の広さも果てしなく違う。
教室に入るとインド人がどっちゃり!
「おはようございまーす」と言いながら
ひょいひょい教壇に上がるチアキ先生の背中を見て、
器が違う・・・とある種の恐れすら感じた。
コッソリと一番後ろの席に着く私。
途中、ナオ先生(2年生の担当の先生)も参加。
前半はひらがなのテストをし、
後半は自己紹介の練習だった。
恐れ多くも私は生徒たちの前に立ってチアキ先生と
自己紹介の練習をしたのだけれど、
緊張のあまりニヤニヤしてしまって
かなり不審者な匂いが出ていたはず。
「はじめまして。わたしは●●です。
BHUの学生です。どうぞ、よろしく。」
この文章を使って自己紹介の練習をし、
授業を終えたのだった。
その直後。
私とナオ先生に群がり、おもむろに自己紹介を始める生徒さん。
嬉しいやら恥ずかしいやら、がむしゃらに返事を返す私を横に、
さすがナオ先生。優雅に受け答えていらっしゃる・・・さすが。
このとき、「あなたの目、すごくキレイ!」(これは英語で)と
言われたことにまたしても緊張。
「そそそそそんなことなななななないですよ!」と言って、
苦笑いで目を逸らしてしまった。
まぁ、女の子に言われたんだけど。
予断ですが、外国人によく「目がキレイだ」と言われる。
最初は「私、目がキレイなんだ!」 と鼻高々(低いけど)だったが、
ある日(本当に美人な人には『美人だ』と言うんじゃないか・・・?)と感じはじめ、
(『他に褒めるとこないからとりあえず目を褒めとくか。
みんなキレイだし。』ってことか・・?)という
被害妄想に取り付かれている。
だから、目がキレイだね、と言われるとちょっと複雑。
閑話休題。
私は、インドにいるのでインド人との会話に事欠くことはまずないけれど、
彼らインド人にとっては(観光客エリアではない、一般の大学生など)
日本人と会話できる機会はかなり限られている。
だから、覚えた日本語を日本人にすぐ使いたい!という気持ちに応えたい。
・・・という気持ちはヤマヤマなんだけど、
心の準備がまだだったー!
まさかここまで「喋りたい!」パワーが強かったとは。
引っ込み思案代表の国から、自己アピール代表の国に来た、と、
改めて実感した。
負けないように頑張らなければ。
家に帰ったら、財布の中に2ルピー(4円)しかなかった。
なんてギリギリの生活。
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