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2010/09/23

なんでですか?どうしてですか?

本日も行ってきました、日本語クラス!
さーてどんな顔ぶれか。

前述の通りチャリですいーっと行くと、
あれれ、10分前なのにもうみんないる?!
なんか自分が遅れてきた気分。

月曜と火曜担当のラチタ先生から、
濁音と半濁音は終わったとのことなので、
じゃあ今日は「きゃ きゅ きょ」からかなーと
思っていた。

ひらがなカードを手に、
「今日はこれやりまーす!」と言うと、
すごく微妙な顔。

え、なになに、なんで?

「先生、文法やりましょう。」

お、なるほど、飽きてきたか。

しかしひらがなは基本の基本!
これを覚えずして文法はできぬ!

まずは基本が出来ないとなんにもならんだろうが! 喋るだけなら誰でも出来る!
飽きたなんて言っていたら上達しないんだ!
そもそもそうした甘い考え方が・・・云々。

「これ読めたらやりましょう。
(「きゃ」のカードを見せながら)はい。」

「きゃ」

読めちゃったー!!!

一通り見せたが、そこそこ読めている。
うむむ、勘がいいのか予習してきたのか。

仕方ない、文法やりますか。

わたしはN1のN2です。(N=noun/名詞)

用法を説明して、早速言ってもらうことに。

じゃあアジートさん、どうぞ。

「私はアジートさんの学生です」

あ、あっれー!!!
ちょっとちょっと!ちゃうやんけ!

「ノー!BHUの学生です、です。
じゃあ、シッダールタさん、どうぞ。」

「私はシッダールタのBHUです。」


意味わかんねぇーーーー!!!

どうしよう、伝わっていないらしい。
日本語とヒンディー語は語順が一緒なのよ、ということを
汗と涙にまみれて説明する。

みんなの顔が「?」から「!」になったとき、
報われたー!というか、良かったー!!!というか、
嬉しいというよりむしろ安堵。

ひらがなに飽き飽きしていた生徒さんたち、
数字を教えると嬉しそう。
日本語の数字は例外はあれど簡単だから、
すぐにマスターできると達成感があって嬉しいようだ。

しかしここでも問題が。

「私は24歳です」

と言うと、

「先生、「歳」って何ですか」

え、何って、年齢を数えるときのあれよ。アレ。
・・・なんだっけ、助数詞?

「歳は、ヒンディーでサールです。」

と言って逃れたけども、満足の出来る説明が出来ず
ひどく悲しい思いをした。
助数詞について説明できたらかっちょよいのに。
ヒンディーと英語の出来ない加減にがっかり。

黒板を消すとき、「消しまーす」と言って消すと、
 「消しますって何ですか?」と。

「消します、は、ブラックボードをクリーンアップです。」

「じゃあ、ブラックボードだけですか?」

「え、いや、ノートとかもそうですね」

「じゃあ、ブラックボードとノートだけですか?」

「だけ、と言われると・・・」

「机は?」

「机は消します、とは言いません。ライク ア イレイザー。」

もう、完全にしどろもどろ。
大丈夫かよ・・・と私も思った。
一応分かってくれたみたいだけれど、
ヒンディーの早急な上達が求められている。やばい。

授業が終わって、チアキ先生の授業を拝見。
日本語能力検定のための授業だけあって、
皆さんレベルが高い。

「大抵」という言葉の説明のとき、

「私は 大抵 7時に 家に 帰ります」

という例文をチアキ先生が教えたところ、

「「帰っています」だと間違いですか?」という質問が。

え、そういえば何か違うのかしら??
でも、「帰っています」の方が「既に到着している」感が強いような。
「帰ります」だと「動作」が強調されているような??

どっちでもええやんけ!と思うような質問でも、
分かりやすく説明するのは難しい。

勉強しなければ。ければ!!!
と思っていたら停電。

いい加減にしてくださいませ。

2 件のコメント:

  1. うわ!ちょー難しい!!そんな事聞かれたら逃げちゃう。。
    ずっとひらがななら楽なのにね。

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  2. あかねさん>

    わたしも若干逃げ腰!
    先輩教師の方々はやはりすごい・・・。

    ずっとひらがなだと私も飽きる!
    でもこれ完璧にしてもらわないと
    教科書読めねぇー!!!
    がんばりやす。

    味噌送ってください。

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